麹甘酒の栄養成分と健康効果①(ブドウ糖とビタミンB群)

麹甘酒の栄養成分は、「麹の栄養成分(麹菌体、麹菌の代謝物)」と「麹甘酒の製造プロセスにより生まれる栄養成分」から成り立っています。
麹甘酒を日常に取り入れることで、様々な栄養成分を摂取することができ、健康効果も期待できます。

ブドウ糖(グルコース)

ブドウ糖は麹甘酒の主成分です。
ブドウ糖は 最小単位の単糖類(それ以上分解することができない最小単位の糖)のため即効性のある脳へのエネルギー源になります。
ブドウ糖は疲労回復やの集中力を高めたいときなどにも役立ちます。

麹甘酒の発酵の仕組み

麹甘酒は炊いたご飯に米麹を加えて発酵させて作ります。お米のデンプンと米麹(お米に麹菌を繁殖させたもの)のデンプンは米麹に含まれる酵素により、最終的にブドウ糖にまで分解されます。
麹甘酒の甘さはブドウ糖によるものです。

麹甘酒を飲むオススメのシーン

①集中力を高めたいときに
勉強や会議など、頭を使う前に麹甘酒を摂ることで、脳が活性化して集中力が高まります。

② 朝食の代わりに

忙しくて朝食を食べる時間がない方や、普段朝食を食べる習慣がない方には、手軽に摂れる麹甘酒がオススメです。

睡眠中にも脳はブドウ糖は消費し続けています。そのため、起床後に朝食を摂ることは、糖質(ブドウ糖)を補給する大切な役割があります。

もし「頭が働かない」「ボーっとする」と感じることがあれば、それはブドウ糖が不足している可能性があります。そんなときは、麹甘酒でエネルギー補給してみてください。

ビタミンB群

麹甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、ビチオンのビタミンB群が含まれています。
これらのビタミンB群は、麹菌がお米に繁殖する際に生産し、増強されます(麹菌の代謝物)。

ビタミンB群は糖質の代謝を助け、疲労回復や美肌作りにも役立つビタミンです。
麹甘酒には、ブドウ糖に加えてビタミンB群も含まれているため、ブドウ糖を効率よくエネルギーに変換することができます。