麹甘酒の栄養成分と健康効果③(美容効果)

麹甘酒は、美容に嬉しい栄養成分が豊富に含まれており、「飲む美容液」とも呼ばれています。
日常に麹甘酒を取り入れることで、肌の保湿を助け、健康的で美しい肌をサポートする効果が期待できます。

アミノ酸、ペプチド

麹甘酒を作る発酵のプロセスで生まれます。

お米、米麹のタンパク質が米麹に含まれる酵素(プロテアーゼ)により分解されて生まれます。
麹甘酒には9種類の必須アミノ酸がすべて含まれています。

人間の体を構成する筋肉や皮膚、髪などは、タンパク質から作られています。そして、タンパク質はアミノ酸を基に構成されています。アミノ酸をバランスよく摂取することで、健康的で美しい肌を保つことができます。

必須アミノ酸とは?

体内では合成できないアミノ酸のことを必須アミノ酸といいます。
必須アミノ酸は体内では合成できないため、食べ物から摂取する必要があります。

人間の体を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうち9種類が必須アミノ酸になります。

エルゴチオネイン

エルゴチオネインは、麹菌がお米に繁殖する際に作り出す成分で、高い抗酸化作用があります。

その抗酸化力はビタミンEの約7000倍といわれ、老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあります。

N-アセチルグルコサミン

コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促進す成分であり、肌の保湿効果が期待できるとされています。

グルコシルセラミド

肌の水分蒸発を抑制してくれる成分です。
乾燥肌対策、肌の乾燥が気になる方にオススメの成分です。

コウジ酸

シミやそばかすの原因となる、皮膚を黒くする色素のメラニンの合成を抑制する効果があるとされています。