麹甘酒の栄養成分と健康効果②(腸内環境の改善)
麹甘酒に含まれる食物繊維とオリゴ糖は、腸内細菌のエサになり、腸内環境を整えるのに役立ちます。
麹甘酒を日常生活に取り入れることで、腸内環境が改善され、便秘や肌荒れの改善が期待できます。
腸内環境を整える重要性
腸内環境 (小腸、大腸)は、私たちの心身の健康に密接に関わっています。
腸内環境が乱れると、便秘や下痢、肌荒れを引き起こすだけでなく、「気分が落ち込む」「イライラしやすい」といった感情面にも影響を及ぼします。
心身ともに「健康的に生きる」ためには、腸内環境を整えることが非常に重要です。
腸内環境が整うと、以下のようなことが期待できます。
・便秘の改善
・免疫機能が正常に働き、病気にかかりにくくなる
・セロトニンの生産により気分が安定するようになる
・ビタミンの生産により、疲れにくくなり、肌の調子も良くなる
オリゴ糖
オリゴ糖は、麹甘酒を作る発酵のプロセスで生まれます。
オリゴ糖は腸内細菌(善玉菌)のエサになり、腸内環境の改善に役立ちます。
食物繊維
食物繊維は水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の二種類があり、麹甘酒は両方の食物繊維を含んでいます。
水溶性食物繊維
・水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維のこと
・水溶性食物繊維は水分を含んでいるため、便の固さを正常化する働きがある
・腸内を移動しながらは有害物質を吸収して体外に排出する働きがある
・腸内細菌(善玉菌)のエサになり、腸内環境の改善に役立つ
不溶性食物繊維
・不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維のこと
・不溶性食物繊維は便のカサ(便の量)を増やす
・腸を刺激して排便を促す働きがある(ぜん動運動の促進)